タイの王族を守護してきた寺院 エメラルド寺院

タイの観光名所といえば必ず名前の出てくる「ワット・プラケオ」通称エメラルド寺院。
正式名称はワット・プラシーラッタナサーサダーラームといい、本堂には翡翠でできた仏が安置されている事で有名です。

「プラケオ」とは、タイ語で翡翠を指す言葉。これが通称ワット・プラケオ(翡翠・エメラルドの寺)と呼ばれる理由です。
ワットプラケーオは数多くタイに存在する仏教寺院の中で最高峰の地位と格式が与えられている由緒正しい寺院であり、また王室の守護寺ともなっております。

敷地の回りには高く白い頑丈な堀が建造されており、各門には守衛のが配備されておりセキュリティは頑丈。

エメラルド寺院の本堂は王宮の敷地内のほぼ中心部に建造されています。
その周りを囲む回廊には、東南アジアで有名な物語「ラーマーヤナー物語」の壁画が描かれており、その壁画の大きさ、長さ、そして繊細さには目が離せなくなるはず。

本堂に隣接されている黄金の仏塔は、アユタヤにあるワット・プラシーサンペットという仏塔に似せて建てられたものだそうです。
そして黄金の仏塔の隣には、法典が収められているという「プラモントップ」がそびえ立っています。

ワット・プラケオを含む王宮は非常に広く、本堂があるエリアを通るとその裏手には国王の誕生日の式典が行われるという「アマリンタラウィニチャイホール」、王宮のメインの建物である「チャックリーマハープラサート宮殿」、そして王宮の敷地内で一番最初に造られた「ドゥシットマハープラサート宮殿」を見学することができます。

2016年10月からの1年間、弔問の列は途絶えることがなかった

所在場所が王宮敷地内であるエメラルド寺院。
2016年、プミポン前国王(ラーマ9世)が崩御されてからは、王の遺体の安置場所となりました。

エメラルド寺院(=王宮)内に存在する、王族の遺体安置所はラマ1世時代(1782~1809年)に建てられたもので、ラマ1世の遺体の安置場所にされたことがきっかけで、代々王族が崩御した際の遺体安置所として使用されるようになりました(普段は王宮(=エメラルド寺院)の一部建造物として一般開放されています)。

納棺されてから1年後の葬儀までの間、市民が前国王のもとへ弔問することが許されたエメラルド寺院。
連日黒い服を身にまとい訪れる国民が訪れ、国民が王に祈りと別れをささげる場となりました。

2017年10月26日には、エメラルド寺院を含めた王宮周辺のエリアが前国王の葬儀場となり、大規模な国葬がとり行われました。

エメラルド寺院は、タイの王族の歴史を見守ってきた歴史ある高貴な寺院と言えます。

11月1日から観光客の一般開放、来場を再開

プミポン前国王の国葬期間中、入場停止となっていたエメラルド寺院。
11月1日より、一般観光客への入場許可を再開するとのことです。

また11月2日~30日の間、エメラルド寺院の目のまえにある前国王火葬式場(王宮前広場)にて前国王をしのぶ特別展示会が開催されます。
展示会では故プミポン国王が即位から取り組んできた活動や生い立ち、そして火葬場の紹介が行われます。
さらに特別ステージではタイ文化紹介のショーも開催予定。(開場時間:7時00分~22時00分)

この展示会の入場には、寺院への来訪時同様に服装への規制があるため気をつけましょう。
服装規制について詳しい情報は以下をご覧ください。

入場時の注意事項

厳しいセキュリティを通って入るからには、タイのお寺参拝の鉄則とされる「服装ルール」ももちろん厳しくチェックされます。
タイでは基本的に寺・寺院の敷地内に入る場合、露出の多い服装での入場が禁止されています(一部、本堂のみという寺院も存在します)。

具体的にどこを隠せばいいの?という話になりますが、基本的に気を付けるべきは足と腕。
タンクトップやノースリーブなど肩が見えている服装はNG。
半袖かそれ以上の袖の長さのトップスを着ていくほうがいいでしょう。
半袖といっても袖が短いなど判断が難しい長さの場合は上から何か一枚羽織るなどの配慮をするといいです。

それから次に足。
肌を多く露出する半パン、短パンは確実にNGで、ふくらはぎまで隠せるボトムスを着用していなければ入場前に厳しくチェックされ、入場できないなんてことも。
ちなみにスキニーパンツなどの足の形がハッキリ見える物も禁止されているので、ゆったりとしたパンツやスカートを準備することをおすすめします。
なお、トップスに関しても、例え肌が隠れていたとしても身体のラインが見えてしまっているとそれでNGと言い渡されるのでご注意ください。

以上、入場時の服装について説明しましたが、ここまでルールが多いと「じゃあどんな服装にすればいいんだ!」なんて叫びたくなるはず。
筆者のおすすめは、トップスにはタンクトップの上から夏物のカーディガンorゆったりとしたTシャツ、ボトムスにはタイパンツやタイスカートを合わせるという組み合わせです。

敷地の路上土産店で腰巻タイスカートやタイパンツが販売されているので、購入したい場合はあらかじめそこで購入しましょう。
タイパンツやスカートは、生地が薄くとても履き心地が良いのでお土産としてもおすすめです。
もし現地でどうしてもだめだと指摘されても大丈夫、そのチェック上で腰巻スカートなど服装を補うウェアの貸し出しを行ってくれます(有料)。

せっかく観光気分で訪れても守衛さんに服装を注意されては気分もガタ落ち。
しっかりと観光前に準備を整えてから、エメラルド寺院の参拝に臨みたいところです。

基本情報

店舗名 エメラルド寺院(正式名称:ワット・プラシーラッタナサーサダーラーム)
ジャンル 寺院,王宮
入場料 外国人500バーツ / タイ人無料
住所 内容がはいります。
電話番号 内容がはいります。
営業時間 8時30分-15時30分(最終入場時間)
定休日 国家行事の際には入場不可になる場合あり
地図